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歯並びや咬み合わせのトラブル、専門の担当医が解消します
歯並びのせいで悩んでいる方や歯列を整えて表情に自信を取り戻したいという方、咬み合わせのトラブルを抱えている方におすすめしたいのが、矯正歯科治療です。広尾・西麻布の歯医者「たまきデンタルクリニック」では、矯正歯科を専門とする担当医が患者さまのこうしたお悩みにお応えしています。
矯正担当医のご紹介
川辺 綾子
経歴
- 平成21年 東京医科歯科大学歯学部卒業
- 平成26年 東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科卒業
歯学博士学位授与 - 平成27年 日本矯正歯科学会認定医取得
矯正治療についてのリスク・副作用はこちら
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
所属学会
- 日本矯正歯科学会
- 東京矯正歯科学会
- 日本歯科理工学会
歯並びを改善するメリット
矯正治療の一番のメリットは「見た目が改善されること」ですが、歯並びを改善する効果はそれだけではありません。歯並びを矯正することで、下記のようなメリットが得られます。
虫歯や歯周病になりにくくなる
歯並びが悪いとブラッシングが行き届かず、みがき残しが多くなります。みがき残しは虫歯や歯周病などのリスクを高めてしまいますが、矯正することでブラッシングが行き届きやすくなるため、虫歯や歯周病になりにくくなります。
発音や滑舌が改善する
歯並びに問題があると、思うように息を吸ったり吐いたりできず、また息漏れなどが生じたりして発音や滑舌が悪くなります。矯正治療を行うことでこうした問題が改善され、伝えたいことをクリアに伝えられるようになります。
顎の正常な発達を促す
お子さまの場合、顎の成長にも歯並びの良し悪しが大きく影響します。矯正治療を行うことで顎の正しい発達が促され、表情が自然になったり左右の骨格が対称になったりするというメリットがあります。
よく咀嚼できるようになる
ものが食べにくい、前歯で咬むのが難しいなどといった悩みも、歯列矯正で改善できます。また、しっかり咬めるようになることで食べものをより美味しく感じられるようになり、消化不良などが改善される場合もあります。
口腔内のけがを減らせる
唇や頬をよく噛んだり、前歯を何かにぶつけたりといった「けが」は、歯並びが悪いことで引き起こされる典型的なトラブルです。適切に矯正すれば、こうしたけがのリスクも減らせます。
舌や唇の動作がスムーズになる
歯並びが悪いと、唇が閉じにくい、水などを飲み込みにくいといった機能障害に悩まされることもあります。矯正治療によりこうしたトラブルを解消でき、ストレスなく生活することが可能になります。
顎関節症になりにくい
頭痛、肩こり、耳鳴り、倦怠感といった全身症状をもたらす顎関節症も、歯並びの悪さが原因となっている場合があります。顎関節症にはさまざまな治療法がありますが、矯正治療で症状を改善できるかもしれません。
口元に自信が持てるようになる
歯並びが悪いと口元に自信が持てなくなりますが、矯正治療を受けて見た目が大きく改善されれば、コンプレックスを感じなくなって性格が前向きになるケースもあります。外見が良くなると、表情も自然になります。
矯正したほうがよい歯並びの種類
叢生(そうせい)
歯がデコボコしたり、重なり合って生えたりしている状態。八重歯(やえば)や乱杭歯(らんぐいば)も叢生の一種です。この状態では、ブラッシングをしても歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
一般的に出っ歯と呼ばれる不正咬合がこの上顎前突です。上顎が下顎よりも前方に出てしまっているため、笑った際に歯ぐきが目立ちます。
下顎前突(かがくぜんとつ)
受け口もと呼ばれ、下顎が突出している状態を指します。食事の際に前歯を上手に使うことができず、丸呑みが多くなって消化不良になりやすくなります。
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
上下の歯や顎が前に出ている状態で、自然と口が開いてしまうため口呼吸が多くなります。また、口腔内が乾燥しやすくなるので自浄作用のある唾液の分泌が減り、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
開咬(かいこう)
奥歯を咬んでも前歯が咬み合わず、上下の歯が開いてしまう咬み合わせを指します。食べ物を咬み切れなかったり、発声する際に息が漏れてしまったりします。
診療の流れ
- STEP1相談
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問診を通じて、歯並びのお悩みについて詳しくお聞きします。
- STEP2検査
- レントゲン撮影など、診断に必要な検査を実施します。
- STEP3診断
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検査結果の内容や現在の歯並びの状態、治療計画や装置の種類、費用などについてご説明します。
- STEP4治療開始
- 矯正治療を行う前に、まず虫歯や歯周病を先行して治療します。
- STEP5装置装着後の治療
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数週間から1ヶ月に一度ご来院いただき、治療の経過を観察します。
- STEP6保定
- 歯並びが整った段階で矯正装置を外しますが、その後も歯は矯正前の状態に戻ろうとするため、歯を固定する「保定作業」が必要になります。この保定が完了すれば、矯正治療は終了となります。
目立ちにくい矯正装置のご提案
外観上または職業上などの理由から、「金属製の矯正装置は避けたい」という方も多くいらっしゃいます。港区西麻布の歯医者「たまきデンタルクリニック」ではそうした患者さまに配慮し、より目立ちにくい透明な矯正装置をご案内しています。
クリアブラケット
矯正の仕組みそのものは金属製(メタルブラケット)と同じですが、ブラケット部分が透明な樹脂でできているので目立ちにくくなっています。金属ではなく白色のワイヤーを使用すれば、より目立たなくなります。
リンガルブラケット
歯の裏側(舌側)に装着する矯正装置です。表側には装置をつけないため、周りの人に気づかれることなく矯正治療を受けることが可能です(表側につける装置より費用は高額になります)。
マウスピース
歯に固定させるワイヤーやブラケットを使わない、取り外し可能なマウスピースタイプの矯正装置です。透明度が高く、薄い樹脂素材でできているので、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。また、食事やブラッシングの際は取り外すことができます。