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抜いた歯・削った歯は元に戻らない――だから予防が大切です
治療で削った歯や抜いた歯は、二度と元に戻ることはありません。虫歯でも歯周病でも、一度ダメージを負ってしまうとそれがどんどん蓄積されていきます。「治療よりも予防が大切」と言われるのは、まさにそれが理由です。
広尾・西麻布の歯医者「たまきデンタルクリニック」では、虫歯や歯周病を未然に防ぐための検査や予防処置、指導などを行う予防処置に力を入れています。
「治療」よりも「予防」に力を入れるべき理由
自覚症状がほとんどないまま進行し、気づいたときには大がかりな治療が必要になるほど悪化している──虫歯や歯周病がおそろしいのはまさにこの点です。しかも、ひとたび虫歯や歯周病になってしまうと、失われた歯や歯周組織は元通りには回復しません。
「症状が出てから歯医者に行けばいい」という考えでいると、何度も治療と再発を繰り返すことになるでしょう。そのたびに歯や歯周組織にはダメージが蓄積され、寿命が少しずつ短くなり、やがて歯を失うことになってしまいます。虫歯や歯周病は非常に再発しやすいお口のトラブルなので、予防によって「治療が必要ない状態」を維持していくことが歯を失わないための条件と言えるのです。
PICK UP! 当院では、だ液検査をおすすめしています
だ液検査とは、だ液を使って口腔内の環境を調べ、虫歯や歯周病の原因となっている細菌の数などを測定する検査です。虫歯のなりやすさは、だ液の量や、飲食の回数などによって変わってきます。
だ液検査をすることで、ご自身の虫歯リスクを知る目安になります。一人ひとり異なる虫歯リスクを把握し、虫歯予防の対策に役立ててみませんか?
【だ液検査 1回¥5,000(税抜)】
予防意識で遅れている世界の中の日本
実は、歯科先進国と呼ばれる諸外国と日本では、予防に対する意識に大きな差があります。下記の統計を見ればおわかりいただけると思いますが、定期検診の受診率や80歳における平均残存歯数で見ると、日本は先進国のなかで極端に遅れていると言わざるを得ません。もしも、スウェーデンやアメリカのように虫歯や歯周病に対する予防意識が高まれば、日本人も健康な歯、健全な口腔内環境を長く維持できるようになるでしょう。
国名 |
スウェーデン |
アメリカ |
イギリス |
日本 |
---|---|---|---|---|
定期検診を受ける習慣がある人の割合 | 90% | 80% | 70% | 2% |
80歳における平均残存歯数 | 20本 | 17本 | 15本 | 8本 |
プロケアとホームケアの両輪で予防効果アップ
ご自宅での日常的なケア、いわゆる「ホームケア」はもちろん重要ですが、ブラッシングでは落とせない汚れが出てしまうこともまた事実です。ブラッシングで100%汚れを落とせている人はほとんどいません。「ホームケアだけで大丈夫」と思っていると、プラークや歯石が歯に蓄積してしまいます。
大切なのは、「ブラッシングをすること」ではなく「ブラッシングできちんと汚れを落とすこと」。ホームケアに限界があるとわかれば、ここは歯科医院(予防処置)で受けられる定期的なケア(プロケア)を活用しましょう。予防処置では口腔管理の専門家である歯科衛生士がお口のトラブルをチェックし、PMTC(歯のクリーニング)をはじめとする適切な予防処置やアドバイスを行います。
【PMTC 30分¥6,000 60分¥10,000(税抜)】
治療が終わったらメインテナンスで良い状態を維持
虫歯や歯周病対策では、治療以上に治療後のケアが大切です。治療で歯石やプラークを完璧に近い状態まで除去したとしても、原因菌が口腔内で再び繁殖し、新たな歯石やプラークを生成する可能性があるからです。定期的な検診で歯や口腔内の状態をしっかりチェックし、虫歯や歯周病の芽をその都度きちんと摘んでおけば、大事に至ることはありません。
港区西麻布の歯科医院「たまきデンタルクリニック」の予防処置で、虫歯や歯周病と無縁のお口をつくっていきましょう。
パウダーメンテナンス
当院ではペリオメイトという新しい機械を導入しました。
ペリオメイトは専用のパウダーを用いながら、主に歯ぐきの中のお掃除に使用するものです。
パウダーメンテナンスで行えること
バイオフィルムやプラーク等、目視できない部位の清掃漏れが通常より大幅に減少します。
組織を傷付けにくい、柔らかなパウダーの噴射なので、歯周ポケット内を優しくトリートメントします。
チップの届かない部位でも非接触で付着物の除去を広範囲にできるため、清掃が可能です。